なんとなく、(日本の)amazonの洋書コーナーで、ふとAmphibianで検索かけてみたら、これがひっかかってきました。
で、買っちゃいました。どうやらアメリカでのDVD発売に合わせて発行されたアメリカ版のようです。
出版は、
Fredonia Books。オランダの出版社らしいです。
4000円強でした。
2003/6
さらにアマゾンに別のペーパーバック版(来たのはハードカバー版でした)があるのを発見注文しました。
2003/9
ハードカバーのロシア製の英語版を、アメリカの古書店から手に入れました。
3000円強+送料。
2003/10
で、その前からamazonに注文してたペーパーバックが、まだこないので、どうなっているのだと問い合わせたら、キャンセル扱いにされて、その直後なぜか在庫1になっているから注文して手に入れたら、上記のハードカバーのロシア製の英語版発行年度違いでした。
まあ、ソ連製かロシア製か? ぐらいの違い? ってか?。
送料込みで1500円。安!
Fredonia版より大きくて重いのに!
しかも直後、ユーズドで17000円で出品されてやんの。アメリカからの出品みたい。私以外に、こんなの買うやつがいるのか? しかもこんな値段で。
千七百円の間違いではなく、一万七千円なんぼ。
得した気分でちょっと嬉しい。
ちなみに中身は、fredoniabooks と同じ。というか、fredoniabooksがこっちに同じ。
2003/12
ロシアの書店サイトで見つけた、たぶんロシア語版。
さすが本国! 近年発行のものがこんなに!
どうやらロシア版は、400~500Pあるのが普通で、日本の本2冊分が収録、両棲人間はおおむねベリャーエフの一作目のドウエル教授といっしょに収録されているようです。
もしかすると、タイトルが両棲人間なのは、私が両棲人間で検索したからで、ドウエル教授のタイトルに両棲人間が収録されているものも、あるかもしれません。
ロシアの書店でЧеловек-Амфибияを検索
サーチエンジンで、Человек-Амфибияを検索
2003.10.30
中国の、世界科幻名著故事というSFのダイジェストシリーズの3に、両棲人間が載っているらしいので、書虫という中国本サイトに注文してみました。
確認してませんが、というか入手しても確認できるかどうかわかりませんが、ドウエル教授と両棲人間と、ウエルズの宇宙戦争の、ダイジェスト版らしいです。
どうなることやら。
11.15
あと5週間かかるけど在庫はあるけど、どうしますか? と、連絡が入りました。
もちろん取り寄せをお願いしました。
12.25
きましたきました! 中国語版両棲人間! とりあえず上の通りのもの。
紹介は、また後日。
けれど一応、イフチアンドルはイフチアンドルだぁ!
2004.1.5
ISBN 7-537-50911-5
表紙! 両棲人間とは関係なさそうです。
シリーズ共通の表紙かも。
そしてこれが本文のラストシーンだ!
2003.10.27
なんだ? といわれても入手したわけではないので、私にもわかりません。
ネットサーフしてて見つけた、韓国版両棲人間。
って、あかね書房版の表紙じゃないですか。
しかしタイトルは乗ってないから、オリジナルイラストから作った?
しかも翻訳を通すと、タイトルは「良書人間」
良書?
りょうしょ?
りょうせい……
両棲!
日本語からの、音訳かい?!
まさかと思うけど、中身あかね版からの再翻訳か?
http://www.sfjikji.org/book/
で、一階層上に上がると60冊のシリーズの表紙が見られるんですが、ん? 日本の各社いりまじり!
なんかこのシリーズ、60冊ぐらい出てて、しかもその表紙がめちゃくちゃ懐かしいんですが。
2003.11.19
この60冊の元を出しているとある出版社は、「こんなの知らない」って……。おいおい!!!
でも両棲人間の表紙イラストには、タイトル乗っかってないですねえ。
韓国が国際的な著作権条約を結ぶ前のものらしいです。
日本語からの翻訳と、イラストそのまま無断使いが多いようで、中には「自分が書いた」といって韓国内で出版し、後でバレて問題になった児童書もあるようです。ずっこけ三人組のシリーズの1冊で。
2004.8
英語版については、日本のamazonで探すのが一番手軽で簡単ですが、費用をかけたくないならアメリカの古本屋サイトや、オークションサイトを漁るのもいいんじゃないかと思います。
日本語には対応してないのが普通です。
タイトルぐらいしかわかりません。
挿絵は絵本でもなければ、日本ほど入っていません。
来るのに時間がかかります。
ダンボールまきつけただけ、みたいな状態で来ます。
基本的に日本の良品が美品です。このへんは賭けですね。あまり期待はしないように。
我が家では両棲人間以外にもいろいろアメリカから本を買っていますが、いまんとこ日本のamazonより事故率が低いです。
2005.1
昨年末のクリスマス、ダンナがこれを、プレゼントしてくれました!
ありがとうダンナ!
ちなみに購入価格は本代が6ドル99セント。送料が14ドル1セント。
アメリカのイーベイの出物。競り合いはなかったそうです。
あ、USED本です。
青地に、黒と金のハードカバーです。
背表紙には、「Александр Беляев アレクサンドル ベリャーエフ」。
表紙にГолова профессора Доуэля ドウエル教授の首」。
両棲人間と、「Остров погибших кораблей 殺された船(沈没船ないし漂流船)の島」の3作が収録されています。
なにがいいって、挿絵が入ってるんですよ!
いや、だって、ダイジェストとかだったら、どこをどうダイジェストしたかとか、そのさいどう料理したかとか、その違いを味わう楽しみがありますけど、本国版じゃねえ。
しかも、各作品ごとに、カラー4ページ。他に普通の挿絵もあり。
見た感じ、サルバトール博士は、映画の影響を受けているかな? 髪の毛あるし。
でも、グッチエーレはちゃんと金髪で。(映画は設定上バルタザールの実子なので、黒髪です。)
今日現在、このISBNコードで検索しても、何も出てこない……。こんなことは、珍しいんですが。
2005.1
Fredonia Books版が、元にしたらしき本を手に入れました。
イラストとかのレベルではなしに、ページとか、製本用の記号? っぽいもの、改行してるとこまで、全部同じです。
Fredonia Books版は、妙に上下左右のマージンが大きいんですが、このソ連製版と重ね合わせると、ほぼ一致します。
でもフォントはちょっと違います。
……フォントかえられるんなら、もっとマージン小さくすればいいのに。
紙カバーの折り返しのところに書いてあることは、Fredonia Books版の裏表紙に書いてあります。
Fredonia Books版の表紙は、こちらの内側のタイトルページのイラストです。ただしこちらは、イラスト左がわにタコがいます。
それと、紙カバーひっぺがしたら、下から「イフチアンドルを見送るグッチエーレ」のイラストがでてきました。
見返しには、海をいくイルカたちが、二色で印刷されています。
翻訳したのは、L.Kolesnikovと、ちゃんと書かれています。
Edited by R.Dixon。
Designed by N.Grishin
と書かれています。
以下略。
そのくせどーして、発行年とか書いてないのかなー。
ロシアというか当時のソ連は、国内の作品を英語に翻訳して英語圏に販売し、外貨を獲得していたようです。
2023.6
Twitterで広告が回ってきたので、飛びつきました。
海外版にはめずらしく、ものすごく挿絵が多いバージョンです。
しかも挿絵がフルカラー。
もしかしたら、全ページフルカラーの無駄遣い? とはいかないまでも二色刷?
不思議なことに、目次が巻末にあります。
全部紹介したいところですが、さすがにそうもいきません。
イラストレーターは、パホモフ O.N.(Пахомов О.Н.)という方。
出版社は、ニグマ(НИГМА)というところらしいです。
もし、私が海外版両棲人間の本を1冊だけ持って無人島に渡れと言われたら、これをえらびます。
2023.11
ロシア語版2冊。
isbn 978-5-17-098750-4 かぶり物なしのイフチアンドル。挿絵なし。ペーパーバック。
isbn 978-5-389-12591-9 映画の1シーンのイフチアンドル。挿絵なし。ペーパーバック。
購入した書店、ロシアからの輸入をやめるらしい。
両棲人間の著作権が期限切れ?! しかも、講談社版と偕成社版を結ぶ点が!
オリジナル ネット版のこと