声をかけて欲しくて、笑顔を浮かべ、
振り向いて欲しくて、お勉強、
褒められたくて、お手伝い、
背を向けられたくなくて、働きました。
「かわいくて、頭がよくて親切で、頑張り屋のキャロルは、とってもいい子だ」って言われるようになりました。
だから、恐いのです。
かわいくなくなったら、忘れられてしまうでしょう。
知識が役に立たなければ、認めてもらえないのでしょう。
ワガママを言ったら、嫌われてしまうのでしょう。
働けなくなったら、いらない子になってしまうのでしょう。
私に話しかけ続けてください。
私をいつも見てください。
私をチヤホヤしてください。
私のいい所を教えてください。
思い切って笑いかけても、無視されてしまったり、
勉強したことを披露しても、感心してもらえなかったり、
お手伝いを申し出ても、断られたり、お礼を言ってもらえなかったり、
一生懸命働いたことを、少しも褒めてもらえないと、
私は不安でならないのです。
私がみなさんの役に立ちたいと願うのは、
認めてもらいたい自分のためだと、わかっています。
そんな自分が、ホントはちょっと、嫌いです。
こっちを見なさいと、勉強させて、
話すきっかけをつかめず、叱りつけ、
お願いもせずに、手伝だいを言いつけ、
あなたが欲しくて、働かせた。
「かわいくて、頭もよくて親切で、頑張り屋のキャロルは、とってもいい子だね」って言って欲しいのに、空気読んでくれません。
だから、恐いのです。
私の方が、たくさん物事を知っています。
(その通りだね)
私はかわいくありませんか?
(かわいいよ?)
ワガママな私など、嫌いですよね?
(え? ワガママなんて言ったかい?)
遊んでばかりの、悪い子ですよね。
(そんなことないさ。)
私に話しかけ続けてください。
私をいつも見ていてください。
私をチヤホヤしてください。
私のいい所を教えてください。
思い切って笑いかけても、無視されてしまったり、
(ボク、気づかなかったかい?)
勉強したことを披露しても、感心してもらえなかったり、
(いつも感心してるよ?)
お手伝いを申し出ても、断られたり、お礼を言われなかったり、
(ゴメン。ボクそんなだったかい?)
一生懸命働いたら、すぐに気づいて褒めて欲しいんです。
でないと私は、不安でならないのです。