チャパパンガの尻尾を捕まえる
かろうじてチャンスを捕まえる。
絶体絶命で掴んだ幸運。
チャパパンガの背に乗る
おもいっきりチャンスを生かす。
時流に乗る。躍進する様。
チャパパンガの背に飛び乗る
高速で走るチャパパンガの背に飛び乗ることは難しいことから、困難なこと。
大きなチャンスを掴むために困難に挑戦する。無茶をする。
チャパパンガの背から転げ落ちる
チャンスを生かし切れず大ゴケする。
チャパパンガの背で逆立ちをする
幸運に酔って、それをフイにしかねないようなバカなことをしでかす。
チャパパンガは、忘れた頃にやってくる
忘れた頃に来るから忘れてはいけない。
あるいは、幸運にがっついている時には、来ないものだ。
チャパパンガは寝て待て
寝ている時も、チャパパンガを待ての意味。
あるいは、あせらずじっくりと待ての意味。
待てばチャパパンガの響きあり
待っていれば、いずれチャパパンガの蹄の音が聞こえてくるものだ。
あるいは蹄の音を聞き逃すことなく待て。
古井戸『から』チャパパンガ
以外なところでチャンスと巡り会う。
古井戸『に』チャパパンガ
古井戸をのぞき込むような熱心でまめな行動が、幸運と出会うきっかけとなる。
チャパパンガは、笑顔を好む
ニコニコしている者には、いいことがある。
追えば逃げるチャパパンガ
運だ頼みしかしない者に、幸運は訪れない。
正直者がチャパパンガを見る
まじめにやっていれば、幸運が訪れるものだ。
バカが見る、チャパパンガのケツ
非常にバカげた理由で幸運を取り逃がした者へのあざけりの言葉。
チャパパンガに説教
幸運に恵まれぬとグチグチ言っても無駄である。それで運が良くなることはない。むしろチャンスを逃すだろう。
転じて無駄な説教。
二度の失敗がチャパパンガを呼ぶ
三度目にはチャンスが訪れるの意味。
二度ではなく七度であることも。
失敗に懲りずにがんばれ。あるいは、失敗を成功に結びつけろの意味。
同：チャパパンガの母はセレスドゥ。
チャパパンガは、全ての者の元を訪れる。
誰にも必ずチャンスは訪れるの意味。
だがチャパパンガの背に乗れる者は一握りである、と続くこともある。
チャパパンガを恐れ機を逃す
失敗を恐れていては、成功は望めない。
チャパパンガにさらわれたよう
一方的に転がり込んできた大きな幸運。
チャパパンガは、感謝せぬ者を足蹴にする
巡り合わせに感謝する謙虚な心を忘れていると、やがてしっぺがえしをくらうものだ。
人の恋路を邪魔するヤツは、チャパパンガに蹴られてしまえ
他人の恋だけでなく、失敗を望んだり、成功を妨害する者に対する、呪いのけなし言葉。
幸運の女神には前髪しかないそうな。
だから幸運が通り過ぎてから掴もうとしても、後ろ髪がないから、つかめないそうな。
でもチャパには尻尾があるよ。
よかったね。
前髪しかないのは幸運の女神じゃなくて時の神だともいうよ。やっぱり過ぎてしまったことは、どうしようもない、ってことだね。