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元ネタ調べてみた

 

ヴォルスング&グラムザンバー

 ヴォルスング サガ (ヴォルスンガ・サガ)は、ヴォルスングについて語られたこと ヴォルスングの伝説 ヴォルスング家の物語 といったものらしい。「ニーベルンゲンの歌」と対になった物語で、西暦1200年ごろ、ドイツとスカンジナビアあたりで編纂された。編纂者不明。

 大神オージンの血を引く家系ヴォルスング家の物語。

 大神オージンの息子シギの息子(オージンの孫)レリルとその妻には、なかなか子どもが生まれなかった。
 そこでオージンの妻フリッグがリンゴを与え、生まれたのがヴォルスング。
 ヴォルスングと巨人の娘フリョーズとの間にシグムンドが生まれた。
 シグムンドはオージンに剣を貰ったが、オージンはシグムンドを神として天界の一員とするため、シグムンドと、彼のかつての恋敵との戦いのさなか剣を折り、シグムンドは人間としての生を終えた。

 シグムンド・ヴォルスング(ス)ソン

 その息子が
 シグルズ・シグムンダルソン シンィヨトリ・シグムンダルソン
 ヘルギ・シグムンダルソン(シグルスたちとは異母兄弟)

 ヴォルスングの息子シグムンドの折れた剣は、シグムンドの息子シグルズによって鍛え直され、名剣グラムとなる。

『ゲルマン北欧の英雄伝説 ヴォルスンガ・サガ』東海大学出版会
『英雄辞典』新紀元社
『幻想図書事典』新紀元社

 

レギオ・ヴォルスング

レギオン
『新約聖書 マルコによる福音書 5章悪霊に取り付かれたゲラサの人をいやす』に登場する、悪霊の集合体。
以下 新約聖書より引用。

 彼は昼も夜も墓場や山で叫んだり、石で自分を打ちたたいたりしていた。
 イエスを遠くから見ると、走り寄ってひれ伏し、大声で叫んだ。「いと高き神の子イエス、かまわないでくれ。後生だから、苦しめないでほしい。」
 イエスが、「汚れた霊、この人から出て行け」と言われたからである。
 そこで、イエスが、「名は何というのか」とお尋ねになると、「名はレギオン。大勢だから」と言った。


レギオー
古代ローマ陸軍の編成単位。上記の「大勢だから」とは、これを指す。

 

ファリドゥーン & アジ・ダハーカ

 フレードーン
 ペルシャ神話 中世イランの叙事詩「王書」に登場する英雄。
 三つ首の悪竜アジ・ダハーカを退治した。
 アジ・ダハーカは、古来においては悪竜であったが、『王書』では人間として登場する。
 人間として生まれたアジ・ダハーカが、ザッハークである。

 悪神アハリマンは、アラビアの王子ザッハークの元に、友に化けて現れ、ザッハークに父親を殺して王となるよう言いくるめる。次にアハリマンは、王となったザッハークの料理人に化けて、王を美食の虜にして近づき、王の両肩にくちづけて、蛇をはやす。蛇は切ってもまた生えてくる。次にアハリマンは医者に化けて、王に蛇に人間の脳を食わせればよいと進言する。
 ザッハークは、蛇王と呼ばれ、毎日二人の人間の脳を蛇に食べさせつつイランを征服し、1000年在位する。

 父をザッハークに殺されたペルシャ人のファリードゥーンは、蛇王を捉え、デマーヴァンド山中に鎖で縛りつけ、世は平和になる。その後王として500年。ザッハークの元妻二人を娶り、三人の息子に恵まれ領地を分けるも、上二人が末息子をねたんで争いとなり、息子たちを失う。

参考 
『イスラム幻想世界 怪物・英雄・魔術の物語』新紀元社
『王書 古代ペルシャの神話・伝説』岩波文庫

 

カルティケヤ

 カールテッケーヤー
 インドの神様だが、アーリア起源ではない土俗の神。

 破壊神シヴァ神の二番目の息子。兄弟はガネーシャ。
 火の神アグニの子とも言われる。
 スカンダ ないし クマーラともいう。
 タミル地方のムルガンと同一視されることもある。

 仏教に取り入れられ、韋駄天となる。

 軍神で、腕がたくさんあって、それぞれに武器を持つ。
 孔雀か雄鶏を連れ、孔雀を乗り物にしている。
 子どもに病気をもたらす疫病神でもあるが、子どもの病魔を除く神として信仰される。
 健康を奪うことから、奪う神として盗賊に信仰される。

『東洋神名事典』新紀元社

 

ペルセフォネ

 ペルセポネ、あるいはプロセルピナ。
 ギリシャ神話の、ゼウスと大地母神・豊穣の女神デメテル(=ローマ神話のケレス)の娘。
 愛と美の女神アフロディテは、ペルセフォネに嫉妬して、息子のエロス(=キューピッド)に矢を撃たせ、冥界の王ハデス(=プルートー)と結びつけた。
 そのため、ハデスはペルセフォネを冥界へ攫い、妻としたため、冥界の女王となる。
 ちなみにペルセフォネは、攫われたことについては悲しんだが、ハデスの妻となり冥界の女王となることについては、それほどでもなかったらしい。

『ギリシャ・ローマ神話』角川文庫
『西洋神名事典』新紀元社

 

セレスドゥ

 セレネ(selene)
 アルテミスより前時代の、ギリシャ神話の月の女神。
 狩猟の女神でもあるアルテミスとは別神とも、同一視されることもある。
 人間の羊飼いエンデュミオンとの間に多数の娘を生んだが、恋人が老いて死ぬことに耐えられず、彼を永遠の眠りにつかせた。

 ケレス(ceres)
 ローマ神話の十二柱の大神の一柱。
 大地と豊穣の女神。
 ギリシャ神話のデメテルと同一視される。
 地の底に冥界があると考えられているため、冥界の神ともされる。
 老婆の姿で人前に現れ、親切にした者には恩恵として農耕技術などを教えた。
 娘ペルセフォネを攫われたデメテルが悲しみにくれると、大地は災厄に覆われた。
 やがて娘がハデスの元にいると知ったデメテルは、ゼウスを仲立ちに娘を取り返すが、冥界の食べ物を口にしていたペルセフォネは、年の半分(あるいは四分の一)を冥界で過ごすことになる。
 それゆえ冬大地は枯れ果てる。

『ギリシャ・ローマ神話』角川文庫
『東洋神名事典』新紀元社

 

ロクス・ソルス

Locus Solus
1 ラテン語で、人里はなれた場所/僻地。

2 レーモン・ルーセルによるSF小説のタイトル(1914 「ロクス・ソルス」平凡社ライブラリー)、およびその舞台となる別荘の名。
発明家マルシャル・カントレルの研究所であり、数々の発明品が展示してあり、その背景にあるドラマを、発明家が友人に語る。

 

ソル・ニゲル

ラテン語 sol(太陽) niger(黒)

 

バーソロミュー

 大航海時代最大にして最後の海賊バーソロミュー・ロバーツ(1682年‐1722年)
 カリスマ性が高く、多くの船と人を率いて、いくつもの伝説を作り上げた。

Wikipediaバーソロミュー・ロバーツ

 

ジョニー・アップルシード

 アメリカの民話より、アメリカ西部にリンゴをもたらした伝説の人物。
 フロンティアをさすらい、神の教えを説きながらリンゴの種子を配ったといわれる伝説的な荒野の聖人。
 ボロを着てボール紙のひさしの広い帽子を被ったみすぼらしい痩せ身の男で、いつも素足であった。
 背負い袋からリンゴの種を取り出し開拓者たちに配り、あるいは各地に埋めて回った。

 実在の果樹園業者ジョン・チャップマン(1774?~1845)がモデルだと言われている。