ワイルドアームズ5
逆ザック
なんで今まで気づかなかったッ!
いろんな意味で、チャックって逆ロディだよなあ。
かつてはそうではなかったのに、人を愛することが恐くなったルシルって逆セシリアだよなあ。
じゃあ逆ザックって誰だ? ケントは違うよなあ。
それとも逆ロディのところから全部自分の妄想にすぎず、そんなヤツいない?
とか思ってたけど、なんでチャックがらみになると、目の前にあるものを見落としてるかなッ!
昨夜ふと気がついて、愕然としたよ。
愛する女を貴族と魔族のせいで失い、貴族と魔族を憎んだ男、ザック。
愛する女をファルガイアのせいで失い、ニンゲンを憎みベルーニに与しただ男、ナイトバーン。
おもいっきりナイトバーンじゃないか。
もちろんWA5においては、ベルーニは貴族であり魔族だ。
なんかいろんな意味で泣きたい気分。
なんで気づかなかったのかとか、なんでナイトバーンなのかとか。
ダイアナ
チャックは、猫と婆ちゃんに好かれるイメージがある。
ハニースデイの婆ちゃんッ子の婆ちゃんとその猫だけしか描写はないが、そんな感じ。
元来は人なつっこい方であるらしいし、他人を警戒させる要素は皆無。
チビガキな頃、あの顔でご機嫌な笑顔を浮かべながら無差別に懐いてたら、ほとんどの相手は悪い気はしないだろう。
もちろんひねくれ者はどこにでもいる。
チャックの場合、不機嫌なヤツにも突撃して、大慌てで逃げ出すこともありそうだ。
けれどどれだけ邪険にされても、常に友だちがいる状況というのは、打たれ強くて図太い神経を育てるんじゃなかろうか?
で、婆ちゃん。
たっぷり時間と機会があったなら、チャックはダイアナにも懐いたんじゃなかろうか?
ダイアナも、チャックを可愛がってみたり。
で、ダイアナ様としか呼べないファリドゥーンを尻目に、めいっぱい「おばあちゃん」呼ばわりしてみたり。
なにしろダイアナという名は、月の女神を意味するのだから。(ローマ神話)
チャックはチビで勇敢
名前には、固有のイメージがある。ベンジャミン は末っ子 だとかだ。
で、『チャックは、チャールズだ。(日本では)チビで勇敢 というイメージが強いが、本来その名前が使われている国では漢 というイメージが強い。本来こうゆうヤツ(私のパソコンの上に置いてあるチャック画像を指す)向けの名前じゃない。ゲームを海外輸出するときには、そういう名前のイメージも考えて名付けしなければならない。と言う話を今書いている』という話を、いきなりダンナが言ってきました。
うるせー! チャックは漢だッ!
まあ、私のせいでダンナはチャックにヘタレのみのイメージしか抱いてないんですが。
考えてみれば私ダンナに、チャックの偉いところ、全く話してません。
というかヘタレチャックについても、全然話してないはずなんですが。
しかしなんで唐突にそんな話題振って、しかも振り逃げするんだよ。
『別にワイルドアームズのチャックは、なんて書かないけどな』
当たり前だ。
追伸。チャックという名にチビのイメージがあるのは、イギリスのチャールズ王が小柄だったから、だそうです。
さらに追伸。ダンナはこのサイトは、どういうサイトかも含め知ってますが読んでません。
再三追伸。ダンナはワイルドアームズはやってません。ダンナは3D酔いがひどいので、やってるとWAに限らず逃げ出します。
ディーンから見たチャック
チャックは多面性を持った子だけど、ディーンはその前向きな部分しか見ることができないんだと思う。
チャックはディーンの前で挫折するし諦めもする。
別に何も隠してないし、カッコを演じても見栄は張らない。
ただ、ディーンの前向きに引っ張られる形で、チャックは乗り越えていく。
ディーンの目に映るのは、そんなチャックだ。
こういう現象は、チャックにだけ現れるんじゃない。
ディーンの言動に引きずられる形で、周囲の人々は、なんかできそうな気になってくる。
だからこそディーンはジョニー・アップルシードになれる。
けれど同時に、ディーンの目にうつる人々は、そういう風にしか見えない。
太陽は、決して周囲を巡る星々の、夜の側を見ることができない。
その中で言えば、チャックはむしろ、ディーンに弱みを見せている方だ。
そんなディーンだからこそ、泣いている人がいるとうろたえ、どうにかしたいと思ってしまう。
どうにかできると、どうにかしなければならないと、考える。
壁を壊す。
誰もが壁を乗り越えられない。
だから壁を壊さなければならない。
世の中は変えられる。
ディーンだから、そう考えられる。
ずっと先のみんな
新たな時代の、ずっと先を妄想してみた。
ディーンは、もはや伝説となっている。世界の安定と共に、JAからも引退している。
長い旅の末ディーンに出会った少年少女は、ディーンが意外に若く、想像よりも小柄で、普通で、気さくで、普通の暮らしをしていることに、とても驚く。
ファリみたいなのを想像してた。ファリは相変わらず。
レベッカは誰もがテレビで知る大女優・世界的有名人。少年少女は、顔を真っ赤にしてサインを貰う。彼女の交友関係が広いことは、だれしもが知っている。だが高嶺の花のようにも見える。華やかな表舞台に立っていて、全ての人々に対して大きな影響力を持っている。
彼女に認められれば、なんらかのコネクションを紹介してくれるだろう。
アヴリルは、辺境でひっそりと静かに質素に暮らしている、秘密めいた人だ。寿命がベルーニに近いためか、ディーンやレベッカよりもさらに若々しい。静かに隠居生活をしているように見えるが、それは表向きにすぎない。
質素な暮らしの裏側には、科学技術に裏付けられた最高の設備があり、さまざまな研究をしている。
彼女を訪ねた少年少女は、秘密のアイテムを彼女から貰うかもしれない。
グレッグは、ゴウノンの顔役になっていて、この街を訪れた少年少女が巻き込まれたトラブルから、その腕っ節でもって助け出してくれる。
だが、なにもかも解決してくれるわけではない。手助けし、そしてあとは自分の力でやってみろと、少年少女を送り出す。
キャロルは、ドジっこのお姉さん考古学者になっている。少年少女は、ドジって困っているキャロルを手助けしたことがきっかけでキャロルの仕事を手伝うことになり、変った経験をしつつ、遺跡の秘密の開かし方を学ぶ。
チャックは、世界警察と名を変えたギルドで要職につき、融通のきかないキザでイヤミなエリートしていて、やりすぎた少年少女を取り締まる側として登場する。少年少女が悪い子じゃないことや、その立場に理解は見せるが、ルールは曲げない。
と思わせておいて、裏から手を回して、こっそり助ける。
大人の世界には、いろいろ建前ってのがあるってこと。
とかね