今年は梅が不作だった。全部かきあつめても1キロがせいぜい。小粒だし。色も悪いし。
全部まとめて梅酒にしようかと思って店に行くと、ホワイトリカーと一緒においてある梅酒のほうが安い。
そ・こ・で、梅酒で梅をつけることにした。
実験中につき、この方法でうまくつかるという保障は、まるでしない。
・梅1キロにつき
梅酒用35度の焼酎 0.3リットルぐらい(昨年の残り)
梅酒 1.7リットルぐらい
黒砂糖0.3キロ
とりあえず箱梅酒の味見。うん。我が家でつけたやつのほうがうまい。
ちなみに我が家では、梅酒の梅の再利用として、いつもこの手の安い梅酒の中に放り込む、という手段をとっている。2~3度で味がぬけきるが、けっこう安い梅酒がいい感じになる。
黒糖を入れたのが、市販の梅酒で、黒糖の梅酒というのがとてもおいしかったからである。
で、どうなるかは後日のお楽しみってことで。
結果発表。
腐ることもなく、おいしくできました。
色は、不透明で黒っぽく、濁りがある。
味は、さっぱり系でコクがある。
おもしろかったのは、取り出した梅が「これでもかっ!」というぐらい、エキスを吸い出されていたこと。
しわしわ、がりがり、味がない。
食べてもまずいので、安い梅酒に放り込みもせず、そのまま食べもせず、廃棄した。