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HTMLファイルは、ウェブページとして表示するファイルです。 <>で囲まれた、タグにしたがって、文字や背景の色をかえたり、枠線を引いたり、画像を表示したり、リンクを張ったりすることができます。 スタイルシートは、表示のスタイルを決めるファイルです。表示する内容は、含まれていません。が、HTMLファイルより、細かく表示方法を設定することができます。 一つのスタイルシートを、いくつものHTMLファイルで、使うことができます。ですから、スタイルシートを書き換えさえすれば、たくさんのページを一度に模様替えすることも、簡単にできるようになります。 |
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HTMLファイルと、スタイルシートの、名前のつけかた。 |
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HTMLファイルの名前は、好きなようにつけられます。しかし拡張子は、htmlです。 (ただし、ホームページだけは index.html です。) スタイルシートの名前は、好きなようにつけられます。しかし、拡張子はcssです。 |
HTMLファイルは、ヘッダとボディでできている |
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HTMLファイルは、<html>で始まり、</html>で終わります。 <html>と、</html>は、どんなファイルなのかを書くヘッダと、表示する内容を書くボディで、できています。 ヘッダは、<head>で始まり、</head>で終わります。 ヘッダに続けて、ボディを書きます。 ボディは、<body>で始まり、</body>で終わります。 |
HTMLファイルに、スタイルシートを使うと書き込む。 |
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スタイルシートを使うHTMLファイルには、<head>と</head>の間の部分に、これを加えます。 <link rel="stylesheet" href="***.css" type="text/css"> スタイルシートのファイル名が、test.cssであれば、こうなります。 <head> <title>タイトル</title> <link rel="stylesheet" href="test.css" type="text/css"> <meta name="description" content="コメント"> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html"> </head> <body> <!-- 表示内容↓--> この部分が、表示されます。 改行する箇所には、<br>タグを使います。 <!-- これは注釈で、表示されません。 --> <!-- 表示内容↑ --> </body> </html> |
スタイルシートは、{ 〜 } が、いくつもあるファイルである。 |
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スタイルシートの、ひとまとまりの設定は、 { で始まり、 } で終わります。 { から } の間に、文字色はこれ、背景色はこれと、いくつもの設定をすることができます。 それぞれの設定は、;で終わります。 { 〜 } には、HTMLのタグを指定するか、任意の名前をつけるか、その両方をします。 |
スタイルシートの{ 〜 } に、HTMLのタグを関連づけて、そのタグを、その設定で表示する。 |
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スタイルシートの、{ 〜 }の前にタグを書くと、そのタグに設定が反映されます。 例 スタイルシート body { 〜 } たとえば、body { 〜 }とした場合、<body>から、タグの終了の</body>までに、その設定が反映されます。 一つの{ 〜 }に、複数のタグを指定することもできます。 タグとタグの間に , (カンマ)を入れます。 例 スタイルシート body,table,th,td { 〜 } 一つのスタイルシートのファイルの中には、いくつも { } を書き込むことができます。 例 スタイルシート body { 〜 } table { 〜 } th,td { 〜 } |
{ 〜 } に、任意の名前をつける。 |
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任意の名前を指定した場合、HTMLファイル内で、その設定をしたい部分に、この設定を使うと書き込むのです。そのタグの終わりの部分まで、設定が反映されます。それ以外の部分には、反映されません。 名前をつけるには、 . (ピリオド)に続けて、名前を書きます。ただし、名前として使えない言葉もいくつかありますので、注意してください。 例 スタイルシート .haru { 〜 } .natu { 〜 } HTMLファイル内で、この設定を使いたい時には、設定を使いたいタグに、class="名前"を追加します。 例 HTMLファイル <p class="haru">〜</p> <p class="natu">〜</p> このタグの有効範囲内(この場合、</p>まで。)に、haru と名づけられたスタイルが反映されます。 <p>は、一かたまりの文章のためのタグです。他のタグにも、このharuというスタイルを使うことができます。 |
タグと名前を指定した場合と同じように使いますが、指定したタグにのみ、設定が反映されます。 |
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例 スタイルシート p.haru { 〜 } これは、<p>専用になります。ただの<p>にも、<p>以外のタグにとっても、この設定は反映されません。 例 HTMLファイル ○<p class="haru">〜</p> ×<p>〜</p> ×<td class="haru">〜</td> |
スタイルシートは、かなりの部分を省略できます。 同じ設定を二度書いてしまうと、後だし優先になります。 書き間違いなどがあると、おおむね無視されるだけで、エラーにはなりません。 |
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例 スタイルシート p { 文字の色1; ○背景の色1; } p { ○文字の色2; } ↑この場合、一度目の設定の背景の色は、そのまま有効になります。 p { 文字の色1; 背景の色1; } p.haru { 文字の色2; } p.natu { 背景の色2; } ↑この場合、通常の<p>には、haru という設定は反映されません。 そして <p class="haru">とした場合のみ、文字の色2が使われますが、背景の色は1のままです。 <p class="natu">とした場合は、文字の色が1で、背景の色が2になります。 |
拡張子がhtmlで、ファイルが<html>で始まり、</html>で終わるのが、HTMLファイルです。 ホームページであれば、[index.html]です。 この部分が、スタイルシートを使うという宣言です。 |
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<html> <head> <title>タイトル</title> <link rel="stylesheet" href="test.css" type="text/css"> <meta name="description" content="コメント"> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html"> </head> <body> <!-- 表示内容↓--> この部分が、表示されます。 改行する箇所には、<br>タグを使います。 <!-- これは注釈で、表示されません。 --> <!-- 表示内容↑ --> </body> </html> |
上のファイルを表示すると、次のように表示されます。 改行されるのは、<br>の部分だけです。 |
HTMLファイルのみで表示したところ |
上と同じように、下記をコピーして、上のHTMLファイルと同じ場所に、test.css という名前で、保存してください。 名前は仮のものですが、スタイルシートの拡張子は、cssです。 これがスタイルシートです。 上記のHTMLファイルには、使用するスタイルシートとして、test.css を指定してあります。HTMLファイルの、この部分が、使用するスタイルシートのファイル名です。 <link rel="stylesheet" href="test.css" type="text/css"> この test.css で、文字色や背景色を、設定してあります。 test.css を保存してから、HTMLファイルを表示してみてください。 なお、スタイルシートの注釈は、/* */で囲まれた部分です。 |
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/*** ******************************************************** ***/ /*** body(全体) */ body { /*** 内容の左右の位置 ***/ text-align:left; /* 左寄せ:left , 中央:center , 右寄せ:right */ /*** 行間 ***/ line-height:170%; /* 数値+単位 */ /*** 背景の色 ***/ background-color:#ffe0e0; /* 色名ないし、色コード */ /*** 文字の色 ***/ color:MAROON; /* 色名ないし、色コード */ /*** 文字の字体 ***/ font-family:hg創英角ポップ体; /* フォント名 */ /* ms pゴシック */ /* ms 明朝 */ /* hg創英角ポップ体 など */ } /*** body(全体)の定義 おわり ***/ |
スタイルシートを作ってから、HTMLファイルを表示したところ |