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(C)ポープル (C)BIG


夏休みの工作



2006.8



新幹線の貯金箱(by BIG)

材料

牛乳の空き箱
青いビニールテープ
白いクラフト用ペンキ(スプレータイプ)
木ぎれ
クラフトボンド
一番高いところから、お金がころがって、中に入ります。
木ぎれは、いろんな形のが、ビニール袋につめほうだいで350円でした。
木ぎれをみながら、どんな貯金箱にするか考えました。
たくさん残りました。

作り方

1 牛乳の空き箱で形をつくった。まだかっこわるい。
2 木ぎれをはりつけた。かっこよくなった。
3 白い色をぬった。もっとかっこよくなった。
4 青いビニールテープをはりつけた。すごくかっこよくなった。
コツ のりづけや、色をぬったら、かわくまで一日いじょうおくこと。


2005.8


宝箱とオルゴールの貯金箱
(By ポープル)

材料

紙粘土
絵の具
牛乳の空き箱
オルゴールキット
ニス
オルゴールは、箱根のオルゴール博物館でくみたてキットをかって、そこで作りました。
いろんなかざり用のぶひんを売っていて、おもしろかったです。

作り方

【宝箱】
・牛乳の空き箱で形をつくった。
・紙の箱に、板状にした紙ねんどをはりつけた。
(ボンドをぬった箱を、やわらかい紙ねんどでおおう。)
・紙ねんどに、木の箱っぽく、線を引いた。
・ヒモにした紙ねんどをつけて、箱のふちをつくった。
・かわいてから色をぬった。
・ニスをぬった。
・台にボンドではりつけた。
・紙ねんど花をつくった。
【花】
・花と葉をつくった。
・かわいてから、べつべつに色をぬった。
・ニスを塗った。
・台に紙ねんどとボンドではりつけた。
ポイントは、花と葉と台のすきまに、紙ねんどをすこしつかうこと。つかいすぎてはみださないようにすること。
【オルゴール】
 オルゴールは、くみたてしきで、台つきです。中の宝石は、熱でとかすボンドをつかってくっつけました。

2004.8


ソフトクリームの貯金箱
(By ポープル)

材料

紙粘土
ソフトクリームのカップ
プリンの皿
絵の具
ニス
ソフトクリームは、食べました。
プリンの皿は100円ショップで買いました。
ぴったりのソフトクリームのカップに入ったソフトクリームがなかなかみつからなくて、たいへんでした。

作り方

1 ソフトクリームのはいっていた外がわのカップに、お金を入れるあなをあけました。
2 穴のところに、おった紙をさしこみました。
3 カップに、紙ねんどをかぶせました。
4 ソフトクリームっぽくでこぼこをつけました。
5 かわくまでまちました。
6 お金を入れる穴にさしこんだ紙をとりました。
7 イチゴのシロップっぽく色をぬりました。
8 ニスをぬりました。
9 プリンの皿にもようをかきました。
10 ソフトクリームをお皿にのせてかんせいです。

2003.8


かき氷の貯金箱
(By ポープル)

材料

紙ねんど 白とピンク
絵の具
工作ニス
ペットボトル 1.5リットル
植木鉢
園芸用のガラスのつぶ 透明

 ペットボトルは、角ばってないもの。植木鉢は、ペットボトルがすっぽり入る大きさのものを選んだ。
 植木鉢とガラスの粒は、100円ショップで売っていた園芸用。

作り方

【上半分】
 ペットボトルは、口のところと下半分を切り落とす。
 お金を入れる、穴を開ける。
 お金を入れる穴には、紙を折ったものを差し込んで、ねんどで穴がふさがらないようにしておく。
 紙ねんどでおおう。上の方ほどたくさん、ピンクのねんどを混ぜる。
 ガラスのつぶを全体にはりつける。
【下半分】
 植木鉢は、外側だけ紙粘土でおおう。
【仕上げ】
 紙ねんどが乾燥するまで待つ。
 お金を入れる穴にさしておいた紙を取る。
 絵を描く。
 夏祭りで食べたかき氷のカップを参考にした。
 全体にニスを塗る。
 完成!

自分流 夏休みの工作のコツ。
0 何をテーマにするかだけは、子どもに決めさせましょう。
 親は、素材選定や手順のアドバイスにとどめます。低学年だと、どうしても親がやったほうがいい部分っていうのもあります。学校だって、低学年の子どもに、全部自分でやることなんて、期待してません。
 そもそも作り方を調べるのだって、小学生が自力でなんてできません。というか、できたとしても、子どもの能力で調べられることの限界なんて決まってるんですよね。それにその年の流行の工作なんていうのもあります。ネットや最新の雑誌は、大体傾向が似通ってしまっていて、それを作ると展示品に同じようなものがぞろぞろと……。
 テレビで大人気のキャラクターがいくつも、っていうだけなら、まだいろいろあって面白いのですが、イライラ棒がはやればイライラ棒がいくつも、プラネタリウムが流行れば……。あるいはその年に販売された工作キットで作ったものがぞろぞろと。
 でもお手本なし、作り方無しなんて、子どもにはむずかしすぎます。
 で、ねらい目は、ちょっと古い工作の本。古すぎると素材に「糸巻きの芯」「フィルムのケース」なんていう、今じゃ手に入りにくいものが出てきますから、ほどほどに。
 でまあ、素材探しとか購入とか、手順きめとかは、親が見てもいいと思います。ここで先生役となり、子どもにいいところ見せなくてどうする! という。
 けれど親が全部つくっちゃいけない。横で見ていると手を出したくてしかたなくなる時もあるけれど、親が作ったら子どもは面白くないし、いかにも親製は、キット組み立てただけと同じぐらいかっこ悪いですしね。

1 そこらへんにある廃材をベースにしよう。牛乳の空き箱、空き缶、わざわざ買ってきたとしても廃材の木の切れッ端など。生活感があふれているものほど好感度UP!
 紙粘土も重宝な素材です。今は軽くて、色がよく乗る、いいものが出ています。とりあえずベースを紙粘土でおおって、色塗ればOK! みたいな!
 百均で売ってる鉢底シートとプラスチックの結束バンドも、紙粘土工作のベースを作るのにベンリです。
 適当に材料は集めておいて、その後でそれをうまく使ってできそうなテーマを決めるのもいいでしょう。
 ただし作るものが決まっている工作用キットは、そこにどれだけ工夫を加えても、それっぽくなってしまうので、要注意です。

2 ベース以外のパーツには、こりましょう。
 全部廃材のかたまりでは、パッとしません。というか、下手すればゴミです。
 一つか二つ、クラフト専用素材を、メインではないが主要部品という位置づけで使うと、全体が引き立ちます。
ただの紙粘土工作、ただの牛乳箱工作から脱却するための、重要なポイントです。

3 何もしない時間をかける。
 子どもまかせにしておくと、ボンドで接着する、紙粘土や絵の具を乾かすといった時間が待てず、いじくりまわしてしまいます。すると、いかにもボロくてチャチイものになります。
 ここでストップをかけるのが、親の手伝い。
 もう時間がないのなら、今日が夏休み最後の日なら、そういう工程のない工作にしましょう。たとえば牛乳箱に色画用紙を貼りつけるだけの工作とか。
 ただしそのときも、色鉛筆禁止、絵の具禁止、色紙ではなく色画用紙、色は塗るのではなく、切り抜いた色画用紙をはりつけましょう。ノリはべったり塗らないこと。
 簡単に出来るものなら、数で勝負。沢山パターンを変えて作り、ずらりと連結して並べただけで印象は違ってきます。
 それからノリが乾く時間ぐらいは、まちましょうね。

4 表面処理をしっかりしましょう。
 最後の仕上げで、見栄えがだいぶ違ってきます。
 塗装前、そして組み立て前に、大人が手順を決めてやりましょう。
 各パーツを着色、全体塗装後、組み立てて、最後に細部の仕上げです。
 新幹線の場合、全体に白ペンキをスプレーし、その後で青いビニールテープとフエルトシールで、いい感じになりました。でないと牛乳箱と廃材など、ただのゴミです。
 テープやシールは、鮮やかな色とシャープなラインが出るのでいいですね。
 紙粘土がベースの場合は、絵の具で塗装後、クリアラッカースプレーです。
 スプレーは、大人がやりましょう。少なくとも低学年にやらせると、とんでもないことになります。工作物がではなく、その周辺が。

 これだけやれば、けっこうちゃんとした夏休みの工作らしい工作が完成します。

-=画像素材=-